禅寺小僧

日々の記です。

2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

8月の坐禅会の予定

8月の坐禅会は、17日、24日、31日の予定です。 それぞれ8じから。 24日は近所に地蔵盆のお参りに行きますので、早めに終わります。

座禅の重心3

身体の重心をどこに置くか、ということと身体の作用のことなど あまり注目されることがないのだけれど、力を出しやすくなったり、 身体が柔軟性が変化したり、雑念が減って心が穏やかになったり、 いろいろなことがあります。 タメシに立ってみて、歯を噛ん…

孤独と孤独感と

占いをする人が、 「孤独の星は無いな。」 と、言う。 「そうかなあ、結構、孤独、すきなんやけどな。 孤独を愛する男って言われてたことあるし、 いよいよ終の棲家には、山奥か野原で一人暮らしに 憧れてるんやけど。そこで死ねれば本望ですよ。」 「小僧さ…

座禅の重心2

とある和尚さんを尊敬していて、仏教のことや身体のことやらを 手取り足取り教えていただいた恩人の方なんですけれども、その 先生が大阪で授業をもっておられて帰り、揺れる阪急電車の中で 立ったまま座禅されているとき、何か特別な瞬間があったのだと。 …

座禅の重心

体重をどこにかけるか、預けるか、というだけのことなんだけど、 人の話を聞いていても、興味あって聞いている人や、聞き漏らすまい として聞いている人は前のめりになっている。つまり体重が前の方に かかっているわけで、人の話を聞く気のないときにはそう…

今日はどちらへ?

こんなとこにお地蔵さんなかったような。 こんど会ったら聞いとこう。 こんにちは。 今日はどちらへ?

祭りのあとの。

何年か四条通りの月鉾町の事務所で働いていたときは、 祇園祭のときはやっかいで、仕事を終わって帰ろうと 地下鉄に向おうとするのだけど、下から祭り見物の人が 大挙して上がってきて、降りられなくなってしまう。 だからなるべく出張するようにしてました…

梅雨があけました。

徴兵制になったら。

今じゃ空き家になってしまったけれど、父が小さい頃は ひいじいさん、ひいばあさん、じいさん、ばあさん、母親、 兄弟3人、親戚の子供1人。と9人住んでいたのが、西隣も 空き家、東隣はばあさんが1人、3軒あわせてもたった1人 住んでるだけになってし…

今日は何やら疲れる日で。

おんちゃんの遺言みたいなもんを預かってきたっていうんで、読みに行く。 お酒を飲むと朝までしゃべっているような人だったから、一度ゆっくり、 と思っているうちに亡くなってしまったけど、話上手な人だった。 若いころ戦艦大和に乗艦していたというのが生…

やってしまった。かも、しれん。

大豆に麹をつけたら、やっぱり一日後に天地返ししたほうがいいのやろうなあ。 二日後にやったら、4箱のうち1箱の底のほうで納豆菌が繁殖してやがった。 その箱は今年使い始めたやつで、古い箱ではどうもない。不思議なんだけど それであたりまえなんかもし…

寺納豆を仕込む

朝、油蝉を今年初めて捕まえたら、 羽化したての、すこし小さめの雄だった。 大桶を洗い、竈に火を入れて、大豆をゆがく。 朝6時に火をいれて午後4時くらいまで。 秘伝口伝では火はチョロチョロ、ゆっくり、温度を上げてゆく。 温度があがってもあまり火を…

カラスの仔

朝5時前、雨が激しく降った。 流れが滝になって本堂の屋根から、白砂の上に叩きつける音を聞いている。 雨があがったから、酔って忘れ物をした友達の家に大葉をさげてゆこうと、 畑へ行くとカラスの雛が地面に落ちていた。まだ飛べないみたいで地面を歩い …

禅語

この間の竹に上下に節有りのつづき そうか、禅語ってむつかしいのか。 ものごとをありのままに見ることを禅という言葉で表している のかな、と思っていたけれど、禅って言葉をもちだして、貼り付けると、 たしかに、禅っていうのは普通のこととは違うんです…

七夕にあいましょう。

かれこれ10年くらいのおついあいになるのだろうけど、 小椋美由紀さんとは彼女がお茶を習っているときに出会った。 その頃彼女は、知り合いの植木屋さんのところで修行中で、 植木をしながら、休みのときにお茶を習いに来ておられた。 イトコさんと二人で…

紫式部碑4

この碑文の結びに、紫式部を賞鑚する言葉を述べます。 猄 與 斯 人 窈 窕 淋 貞 閑 徳 斯 美 若 瑶 若 璦 雲 鬟 霧 髩 歛 采 榛 荊 彤 管 之 煒 日 月 明 爰 建 爰 勒 永 在 令 名 寛政七年歳次旃 小春日鶴山畑維龍子 甫撰松窠道人杜徴書并額

竹有上下節 松無古今色

竹に上下の節有り、松に古今の色無し。 枠で囲んだ版木本の後ろから3行目、2行目に出ています。 天龍寺の遠諱でいただいた夢窓国師語録を見ながら、 ウトウト、。。 どうやら、もう一度人生に賭けてみる気になって、 最後の修行を!と古巣の天竜寺に帰って…

紫式部碑3

姫は容色優れ、貴族の若者たちは盛んに和歌(恋歌)を送り、 歓心を求めましたが、姫はそれに対し、自分も和歌を作り、 拒み続けました。 そのことわりの和歌は、かどたたぬよう、おだやかであり、 そして操が固く、それになびくことはありませんでした。 そ…

須賀谷温泉

お前は自分の趣味と法事とどっちが大事なんだ! とだいぶ怒られつつ途中を越えて琵琶湖大橋を渡って湖岸を走り 長浜の須賀谷温泉まで。 京都からちょうど100キロくらいで、7時に出て、 アクセル全開で九時半頃に到着する。資料館によって 時間をつぶし、…