禅寺小僧

日々の記です。

京散歩

鞍部へ

峠から先はなんともほっこり、緩やかな平坦地をゆくのです 身体もラクだし、心も晴れます 湿っぽい渓道より尾根道は気楽ですね 広葉樹の雑木のなかに一本、針葉樹の檜が生えている なんてのも、いいですね 401233

峠へ

車を置いて谷沿いの林道を歩いてるんだけど、寺を出たのが午後1時。昼から出たところでたいしたことは出来ないのだけど、まあチラッと行ってみるかぐらいのことですわ 林道の終点から山道に入いり 大岩のそばを通って、はるばる峠にきてみたら、 車を降りて…

すずめ

帰って来たらちゅんちゅんちゅんちゅん声がする方を見たら、すずめの子が門のところに落ちとった。ちゅんちゅんちゅんちゅん鳴きつづけてるんだけど、誰かを呼んでるんだろうかね。まだ飛ぶほどのことはできないみたいなんで、できたら巣に戻してやりたいけ…

木の家

引き戸をひいたら、がらがらがらがらがらあら〜って音たてて開きそうな戸びら なんだか懐かしい、午後ですな 友達の家の前まで行って、家の前で 「○○ちゃん、遊びましょ〜!」 なんて叫んで、呼び出したもんだった 道端でで遊んだもんだったなあ こんな家に…

白象牡丹

ボタンの花に蝶が舞い、その蝶と獅子が戯れる唐獅子牡丹が好きだったなあ、先生は。いろいろ説明してしてもらったけど、全部、忘れてしまった。いろいろ聴いたんだけどな。すべてすっかりきれいさっぱりになっちまった。そのうち急に思い出すかもしれんけど…

湖水へ

水面は見えるんだけど、道はなくなった。 でも冬は道じゃないとこに踏み込んでもなんとかなるし、 みたいなことですかね。 道をはなれて歩くのが、寄り道をするのが楽しい人生なんかもしれん。 エコーのいい湖水でお経の練習が目的だけど、そこに至るまでに…

曇天模索

頂上から降りてゆく道をちょっとはなれる ガレた急斜面なんかもあったりするけど、なんとな〜く降りてく。踏み跡のちょっとあやしい、薄い道をなんとなく、どこが道かなって探りながらゆくのが楽しくて、ドキドキするんだな。はっきりした道をガンガン歩くの…

沢山頂上

あそこが頂上かなあ〜というところが出てきたら、そこがやっぱり頂上です。 一晩ぐらい泊まれそうな平らな樹に囲まれた山頂です。 386865

山あるき

向こうの山は松茸山で、秋には入山禁止になってる山なんだけど、遠目に見ても松が枯れまくっとる。季節には今も上がってるんですかねえ。友達の山もこのへんにあって、マッタケ出てる?って聞いたら、親爺は出てるから取りに行けっていうんですけどね〜って…

裏山散歩

ここのところ行事が忙しかって、ずっと寺におった。読むお経はたったの5分ほどなんだけど、そこに至るまでがなかなか大変なんでね。用意やら準備やら後片づけなんかが用事の大半であるな。なんでもそうなんだろうだけど。で、運動不足なんで近所まで。 いつ…

ベンリィCD125T

印刷屋さんの道端に止まってた ベンリィ125 使い込まれた仕事の相棒 頼りになるヤツ ヤワなバイクではない 386165

カーフさんの版画

ずっと和服で通されて、襟の付け替えなんかも自分でされてたそうな。なかなか立派。 378078

島に渡れば

東屋のような茶室がございました。 そのとき、すこし腰を下ろしたくなったのでございます。 曇り空の冬でありました。 377905

昔の宝石

朝にお経あげてたら、床に落ちてきた。 何百年かつるされてて、真っ黒けになってるけど、もとは昔の宝石なんだし、掌の上で日に透かしてみたり。色を眺めています。 377600

夜、船岡山

暖かい夜で 大晦日で 山に登れば 誰が居るわけでもなし 標高111メートル 今年あたりここらで なんかやりたいものですな たおやかな夜更 あとで雨降ってきよった、、 377475

京都へ下って

街が見えてきた。 山のふもとの京都の東のいちばん端しっこ。 出口も細くなって、あちこち一方通行を辿って右に左に折れて下るうちに東山通りの今熊野あたりにたどり着く。このへんの込み入った細いごちゃごちゃは子供の頃住んだ懐かしい町。普通の家から煙…

滑り石越

山科の西に、再会って魅力的な名の店がある。 たぶん、レストランかな。 いっぺん行ってみたい名前の店であるな。 そのあたりから細い道を登ってくと、漢方薬の匂いの工場があり、ヘヤピンカーブもあるけど道は細い。 京都盆地と山科盆地の間には、国道1号線…

京の冬の旅

京都市民ニュース 市バスの前のほうに貼ってあります その隅っこに小さく 今年の冬の旅のテーマは禅です 376800

なぞの人

へんな頭のなかにはマイクが二つ仕込んであって、耳たぶまでついてる。人間がきいてるような音が録音できるらしい。 帽子をかぶってもらって、先生が聞いてる音を録ってみようかと。 374956

年の瀬 なんか忙しくなりそう まあ乗り切ってきひょ 374780

階段をあがり

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流れ橋

増水したら流れてしまうっていう設計どおりに流れてしまう橋なんだけど、毎年のように流れてしまうんで税金のムダ使いと呼ばれてるかわいそうな奴。昔、ここに渡し船があって、その替りに作った橋なんだけど、近年は毎年毎年昔では考えられない増水なので、…

初冬の夕暮れを

冬の今頃の季節は黄昏の鐘は午後4時半に撞いている。低い音の鐘なんだけど、近くの高台だとどんな風に聞こえるのか。ちょっと登ってみた。西の低い太陽に照らされた比叡山。 鐘の音はいいのだけど、思ったより車のエンジンの音があるなあ。ちょっと上り坂に…

純粋言語を巡る物語

あごうさんの新作劇の舞台には役者が登場しないらしくて、素人には難しいのかもしれないんで、その前に芸術センターでする役者が出てきやはるのに行ってきた。受付、待合があって、時間になったらみんなでぞろぞろ舞台のほうへ歩いて移動する。茶会の形式に…

ひるね

冬でもお昼寝 372370

地べたが一番

地べたに尻をおろしてする焚火 メラメラ形の変わってく炎を眺め、 火のあたたかさを感じて河原の風景を眺め、 その向こうには街があって、 ここには川の風があって、 水は力強く延々と流れて 陽はじっくり落ちてゆくのだ 372256

河原

清潔感のある白い河原が大好きで、国宝の枯山水庭園よりも美しいとおもっています。ちょっとした聖地。 彼岸というと、春と秋のお彼岸のおまいりのことだけど、本当の彼の岸もなんだかいいですな。三途の川ならぬ、本当の川を素足でわたって、中洲に作ったお…

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雑木林

よく見ると樹の根本に泡があります。 なかに何かおるのでしょうか? 手ェ突っ込んでみたら?って言ったら、相棒は イヤや! って言うとります。 出てくるのもあるし 誰かがつけた手形もあるし。。 346646

楽しみにしてたんだけど

雨。 あんまり日を決めてしまうとダメなんかな。ホントは空を見て、ヨシこれから出発!くらいがいいのだろうけど。人間様のご都合はなかなかそんなふうにもいかなくて、予定をたてなアカンのが裏目に出てしもた。思い返せば雨の日の山登りが結構多いような。…