禅寺小僧

日々の記です。

お地蔵さん

福真の磨崖仏

http://d.hatena.ne.jp/hekigyokuan/20150522 5月22日の日記に700年前の石仏のことを書いたけど、見た人からエエとこあるんですねえって。そうなんですよ、もっと大きくて立派で観光地になってるところは近所にあるんですけど、こっちのは巨大ではないんです…

磨崖仏に見えてしまうけれど

マリアさまと幼な子のお姿だった。 ちゃんとキリスト教の神父さんらで造ったのだと、石に刻んであった。でも海の向こうの西洋から来たかんじはうすれて、なんとはなしに日本化しているような。昔話のワンシーンのような。 344714

青面金剛

こちらは青面金剛さま 庚申「かのえさる」の日は悪い虫が身体に入ってこないように夜通し眠ってはいけない ひとりで夜通し起きてるのはたいへんだから、庚申講を作ってみんなで庚申堂に集まって話したり酒を呑んだりして夜を過ごす庚申さんの本尊。 いまでも…

700年前の石仏

道から端を渡って、ものすごく低い、頭を下げてかがんでくぐらないといけない鳥居の下を通って少し登ると、石窟だった。インドの石窟寺院っていいなって憧れて眺めるけれど、昔の日本にもあったのですね。木の建物の中でする仏教と、石の建物の中でする仏教…

六体石仏 代官屋敷

これはさすがにちがうってんでまた戻って、もういちど峠を越したところに下からみんなが昇ってくるのが見えた。あ〜やっとこさですわ。こんな気苦労が疲れるんだよな。みんなと合流してもう怖いものなしになったから、六体石仏にまで足を伸ばす。みんなで顔…

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名神東名を

車を走らせて高速を降りる。五合目まで行けるからそっからちょいと登りはじめ、七合目の山小屋で一泊させてもらう。深夜に山小屋を出発して、頂上でご来光を拝むというのが一般的みたいだけど、夜は寒いし、暗いし、眠たいんで、、山小屋の朝ご飯を食べさせ…

hiruyasumi

紫式部碑4

この碑文の結びに、紫式部を賞鑚する言葉を述べます。 猄 與 斯 人 窈 窕 淋 貞 閑 徳 斯 美 若 瑶 若 璦 雲 鬟 霧 髩 歛 采 榛 荊 彤 管 之 煒 日 月 明 爰 建 爰 勒 永 在 令 名 寛政七年歳次旃 小春日鶴山畑維龍子 甫撰松窠道人杜徴書并額

紫式部碑3

姫は容色優れ、貴族の若者たちは盛んに和歌(恋歌)を送り、 歓心を求めましたが、姫はそれに対し、自分も和歌を作り、 拒み続けました。 そのことわりの和歌は、かどたたぬよう、おだやかであり、 そして操が固く、それになびくことはありませんでした。 そ…

紫式部碑2

紫式部(以下姫という)は越前守藤原為時の娘であります。 生まれつきさとく、かしこくその才能の高いことは早くから 顕著でありました。 (その一例を申し述べると) 姫の兄藤原惟規が読書している時、姫がかたわらにいて 暗誦しましたところ一字も言い落と…

石仏の沢山ある国に来た。 かつて沢山の石工がいた村だという。 三十三観音もある。 観音信仰が盛んになるのは江戸時代からだ、 と土地の人が教えてくれた。 ひなびた土地にきて、 石の仏さんがおられるとホッとする。 旅をしていて、路を歩いていて、飽きな…

天のうえ、天の下

桜の樹の下には 立っている人やら 寝ころんでいる人やら 賑やかなこと。