禅寺小僧

日々の記です。

七夕にあいましょう。





かれこれ10年くらいのおついあいになるのだろうけど、
小椋美由紀さんとは彼女がお茶を習っているときに出会った。
その頃彼女は、知り合いの植木屋さんのところで修行中で、
植木をしながら、休みのときにお茶を習いに来ておられた。
イトコさんと二人で、七夕に会いましょう、と版画展をされた。







最初、京都の喫茶展の二階で、一日800円だとかの安い場所で
されたときには、「ストライク!」ってタイトルの版画は軟球に墨汁を
つけて紙に押し付けただけだった。(すみません、他にも沢山あったの
ですけれど、何故だかそれを憶えているのです。)
女の手に鋏を持って樹に登って、陽にさらされ、家に帰ってきたときには
もう握力も残ってないだろうに、と思ったのだった。









「久しぶりやな、元気かいな。」って、
みんな元気にしてるそうで、なにより。


「あそこでの仕事はヤメたんたろ、どないしたはんの?」
「いまはソロ活動です。」
とのことであった。あちこちに行っているらしい。









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