禅寺小僧

日々の記です。

2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

座禅会

「自分がわからんとは、かわいそうな。」 といったのは放送局に長く勤めて、社会的に出世した人 だったのだけど、そのときはもう病気だった。薬のおかげで 痛みはなかったようだけど、しばらくしてお亡くなりになった。 強い「我」を打ち立てねばならない。…

居士さん

何を求めて修行するかというと、己事究明、 難しい言葉だけど、つまりは自分とは何かを極めることである。 つまり、自分が何者かわからん、ということ。 坐禅にきている人が、「何で寺に行くのか?」ときかれて、 「自分がワカランから。」と言ったら 「かわ…

仏教隆盛

学生さんが何人かいて、朝、6時に起きて、掃除をしたり、 行事の手伝いをしてもらったりしてから、学校に行ってもらってる。 部屋代や水道光熱費はもらっていないし、静かな環境だから、 心機一転、勉学に励みたい人にはうってつけではないか、と 想像する…

麹作り

安い米を買ってきた。10キロ3060円也。 一晩水に浸けて、蒸し器で蒸す。 そいつに麹をつけて麹室に入れると、 こんなふうになる。 米一升を蒸して米麹にすると、だいたい2升弱くらいになる。 今回は冬で寒かったので、麹室では温度が低すぎて、 発砲…

病気や怪我から生還して、九死に一生を得たり、なにかのきっかけで 「生きているのではなくて、自分は生かされているのだ。」 と感じる人が少なからずある。そしてそのことに気付いたならば、自分は一人で生きているのではないのだから、まわりの人や物や環…

今年の酒

Parts氏とは学生のときからの付き合いで、その当時は クラブのボックスで、御所の芝生で、下宿で、山の上で、など、 たいていは店でないどこかで一升瓶かかえて飲んでいた。 自転車に瓶をしばりつけて、鴨川の満開の堤防の上を、 いい枝ぶりを見つけたらし…

焚き火をかこんで

友達と薪を積み込んで、夜の川で焚き火する。 気の抜ける人たちと火を囲む。ほのぼのしてきて 火の傍で横になるうち、グウグウ眠ってしまった。 気持ちのいい、ひとときであったな。 アルミのボールの大きいのに穴をあけて針金のつるを つけてあるのがあるか…

仏教隆盛

学生さんが何人かいて、それぞれ昔の小僧部屋にはいって もらっていて、掃除や行事の手伝いをしてもらっている。 そのかわり部屋代光熱費などは免除なんだが、実は 最近、学生さんが減り気味で人気がない。お寺は案外 手が必要なところだから、人手がないと…

あけましておめでとう。

除夜の鐘を聞いているうちに新年になって、おめでたいことです。 今年もどうぞよろしく遊んでやってください。 sadm2さんとおんなじで、一枚も年賀状書いてない。 正月にゆっくり書くことにします。なんで書けへんかったんやろうか。 昨日、晩に出前の蕎麦を…