禅寺小僧

日々の記です。

2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

門前の小僧、習わぬ経を読む。

してんだけど、なかなかたいへんですな。 ちいさい頃からやっていると、教えられなくても子供が勝手に流行歌を 憶えてしまうように、自然とマスターしてしまうものらしいのだけど。 「やってみ。って言われてスグできたもんなあ。」 などとおっしゃる。門前…

朝、旅の終わり

母屋の横のログハウスに泊めてもらって、朝は小屋の中を見て いろんなものがあるなあ、と思ったり、ちかくの道路を少し歩 いたりしてみる。 母屋の台所でコーヒーを御馳走になり、きのうもらった サンドイッチを一緒に食べながらいろいろ話す。 ログハウスが…

町に戻って、

古い学校。 今でも現役なんだろうか、 でも、窓ガラスが割れていたりする。 50程も窯元のある陶器の村に立ち寄って、知り合いの人の顔を 見に行く。あいにく陶器市の初日でお忙しい。 でも雨のせいで、道の駅に駐車して、駅内のブースを散策しているお客さ…

山をおりる。

大荷物と天候と不慣れのせいで、なかなか思うように進めなくて、 予定していたコースを途中ではなれることにする。 4つの山を巡るはずだったのが、最後の一つをあきらめることに決める。 ここからも難所が予想されるし、コース上での計算でも6時間以上かか…

寝違え、た。

ねちがえて、右側の首の後ろが痛くなってしまった。。 2日目、朝から文化講座にいって、脚は坐禅を組んで聞く。 右足を腿の上にあげて、深い呼吸をしていると、右の腰の後ろ にも空気が入ってくるようになった。 (息をするとき動かせるようになった、とい…

足装

昔の人は草鞋で歩いたんだし、ワラジでもいいけど、草鞋だと 予備をもたないといけないから、ふだんはいているクロックス でゆくことにしたんだけど。 あまりたいそでない装備やね。 あとはザック背負って、そこらへんで拾った木の枝を杖にしてる。 わりと長…

すこし、惨めなものよ

昔からだけど、シュラフで寝ているときに、雨が降ってくる あの感覚、イヤだなあ。寝ぼけ眼に、ポツポツ、ときて、ん? と思うと、雨なんだな。シュラフの口を上にやって、身体を下 のほうへ入れて、顔に雨があたらんようにして、さらに寝るの だけど、いい…

泊まり

行けるとこまで行って、いいところを探すのです。 鹿が近くまできましたが、静かに夜をすごしました。 ゆっくりやすみました。

しゃくなげトンネル

雨で遠望はなし、の真っ白け。 登りきって、道がなだらかになってくると、石楠花がたくさん生えて いる。道しるべには、しゃくなげ自生地とあった。春、花が咲いたら 清々しく、美しいのでしょうね。雲の上の山が笑っているでしょう。 白い、ピンクの花はや…

ツキヨタケ おいしそうな毒キノコ

立ち枯れのブナの樹の表面ぜんたいにびっしりおいしそうなキノコが 貼り付いておる。上のほうにあるのは手がとどかないから取れない けれど、とにかく、ムッチリしたのが大量にあるのだ。下におちてい るヤツには動物が食ったあとがあるから食べれるにちがい…

峠道

で、このたびの旅は結構しんどかったんだ。 ひとつには最初からずっと小雨が降っていたことで、秋晴れの中を すすむのとはちょっと気分がちがうし。もうひとつは進行速度が遅 かったことで、最初の中岳を登るのは立派な登山道があったからよ かったけれど、…

修験道の山

ここは捨てられているゴミが全くない山で、道ばたにありがちな 空き缶とかナイロン袋のたぐいが見あたらないんで凄い。山を降りて からそのことを話すと、信仰の山だからみんなそんな気持ちで登って いるんでしょう。という話だったけれど、この地方ならでは…

雨の旅

あそこはいい山よ。とすすめてくれる人があって、仕事のついでに 立寄ることに決める。夜行バスを降りて、駅からディーゼル汽車で ゆくと、駅で待っていてくれた。 道の駅に弁当が運びこまれるのをまって、炊き込みご飯のおにぎり を手に持っていると、体格…

紙芝居

書は描いてませんが、 こないだのお彼岸に新しくつくった紙芝居をしました。 書も文も画もそしてもちろん写真もいいのを作りたいと おもうのですが、なかでも書はなかなか手ごわい感じが あります。 色紙なんかに書ければカッコいいのですが、書はなんだか …