禅寺小僧

日々の記です。

2005-01-01から1年間の記事一覧

空。

葉っぱが一枚も無くなって、円山公園の桜も寒風に晒されるだけで、 殺風景にも見えるけど、幹のなかでは来るべき春に向けて、 何事かが着々と進行しつつあり、モリモリ充電中のようであるな。 来年のサクラも見事でありますよう。 今日は遠く大西洋の島から…

カチン、コチン。

京都も大雪やった、お参りに行こうにもポンコツ君は 凍りついてしまい、仕方なく歩いて出かける。 三条から白川沿いに、下り、 白い円山公園を通リ抜ける。 花が咲いたら、ここも、人で埋もれる。 、

美味しい、おいしくないモノ。

酒を飲むことを覚えたのは、まだ年号を昭和といっていた頃、住み込みで働いていたバイト先でだった。朝4時半ぐらいから夜は遅かったら11時、12時ぐらいまで、眠るのは二段ベッドをギュウギュウに押し込んだプレハブのタコ部屋、厨房、レンタルスキーの調整、…

世の中ラクなのがいいのか、と思っていたら案外そうでもなく、 お寺にもキビシイことを期待してはる人もおられるようで、 和尚さんはどんな厳しいことをしているんですか?と尋ねられたことが 実際あった。タジタジとなっちゃう。しかしだね、あなた、呼吸法…

呼吸法

ただいま。 毎年12月上旬は修行の盛んな時期で皆さん熱心にされるのだけど、 今年はなんか身体の調子が出なくて駄目だった。ちょっと、情けない。 そんなテイタラクだから、偉そうなことは言ってはいけないのだけど、 昨日、お客さんといっしょに付いてき…

語りつぐもの。

自己の表現として、作品を作っておられるのだ。 と信じますが、寺から出ていって現代まで伝えられている、 能、花、書、茶、庭などの芸術は現代の自己表現とは少し 違っているのでは?と考えています。

トムライ

いまでは創建当時の建物は、表に建っている門だけなんだけど、桃山時代、天正にはじまった寺に住ませていただいて、雑事をさせてもらい有難いことだと思っております。戦国大名によって建立されて、それは京都に菩提寺を持つと政治的にも有利だとう判断から…

来週は座禅会やすみます。

元気です。 、 もう年の瀬も近くなってきたようですが、皆さんいかがお過ごしですか。 来週は朝から電車にのって一日よそのお寺に行くつもりですので、座禅会はお休みにします。マ、ほんとは12月といえば一番の修行のシーズンなのでしょうけれど。私も修行…

願いごと。

今まで住んでいた人が引っ越して、家を売ったのだけど、新しい持ち主もその町内の人もだれもおまつりしてくれる人がない、というので、寺に持ってこられたことがあった。それまでは町内のお地蔵さんとして小さな祠もあったのだけど、世間の風は、冷たい。ま…

事もなし。

子供の頃だったら、葬式の帰りには喪主の挨拶状にきっと塩の小袋が添えられていて、家に入る前に玄関で、その塩を踏んで、お清めをする習慣だった。確か、お清め塩、と書かれていたのではなかったか。ところが近頃は、お清め塩が少なくなったように思う。ナ…

世の中は紅葉モミジというけれど。

自分自身を振り返り、見つめてみてもあまり褒められたものでもないし、昔からそんなふうに思われたこともなった。ただ、表面的にはそうだとしても、どこか深いところには宗教心が眠っているのではないか、と思う。いちおう、宗教人。といったところかネ。そ…

かなしみ

距離的なはなしでは大悲の寺は人ごみと人いきれでごった返す有名な観光地の近くにあるのだけど、橋からは歩いてゆくか、自転車か、バイクでゆくしか手がない。車が通れる道はついていない。川ぞいに歩いていって、最後はさらにそこから急坂を登らないとたど…

おわび

すみません。プロフィールのアドレスが今日まで間違っておりました。 訂正いたしましたので、またメールしてくださいな。 , , , , , , , , ,

朝をさがして

, 愛するバイクのエンジンに火を入れ、西へ。 有名な観光地から、歩くか、バイクでしか行けない道を進むのだけれど、 そろそろ寒いな、と思ってたらもう11月だもんな。やっぱり、風が冷たい。 一緒に走る先輩は、案外速いじゃないですか。といわれて嬉しか…

風の旅

落ち葉焚き

アメリカン ヒストリー X

三年後、娑婆に戻ってみると、状況は過激化して盛り上がってる。 スキンヘッドのイカツイ過激派になった弟を何とか救い出そうと 兄は言い聞かせ、なだめ、校長先生は弟に自分を冷静に観察させる ために、レポートの課題を与えた。タイトルは「兄弟」。 その…

エックスという名の歴史。

家族は、両親と長男、長女、次男、次女のごく普通のアメリカの白人の家庭。そのごくごく普通で平穏であった家族に悲劇が訪れる。父親が銃で黒人に殺されてしまったのだ。この日から家族の様相はガラリと変わり、悲劇と崩壊の道筋を辿ってゆくのだけど、それ…

なんとなく。

あちこちでこのポスターを見かけて、きれいとか可愛いとか と別にどことなく懐かしさを感じた。なんでかというと どうも写真の撮り方とかライティングとか、詳しいことは 写真家先生に教えて頂きたいのですけど、つまり、撮り方が 古いんじゃないの?と思い…

悪源太

源義平は平安末期の武将で源義朝の長子である。 勇武にして強悍、15才の時、叔父義賢とと戦って これを斬り、悪源太の異名を得る。 後に平治の乱に父に従って奮戦、 平重盛と戦い、走らせた。 父の死後単身京都に入って平家を覗い、 永暦元年捕らえられて…

天知る 地知る 子知る 我知る

身のとかをおのか心にしられては、 つみむくいをいかゝのかれん。 (無難禅師道歌集)サブタイトル 「天知る、地知る、子知る、我知る」 至道無難禅師は一六〇三年といいますから江戸に幕府ができた年に現在の岐阜県関が原に生まれられた方です。悟りの道に…

難しい?むつかしくない。

1603年というから江戸に幕府が開府された年、 関が原の宿場町の脇本陣だったかにひとりの男の子が 生まれた。長じて家を切り盛りするようになるのだけど、 京都、美濃、江戸、それぞれの寺を行き来していた愚堂禅師 と宿場ということもあってか親しくさ…

ひとあしお先に。

紅葉を見てきました。 だいぶ標高のあるとこでしたけど。 あっという間に登れました。 、

この定食屋って。。

ねえねえ♪ 『この定食屋って、銀閣寺大銀?』# hekigyokuan 『おしい、北白川の「大銀」です。 いったい何十年、この店に通っていることか。。 近くにあった、ごはんとみそ汁と書いた、笑顔で定食を出してくれるおばさんと無口な板前さんがいたカウンターし…

はじめて告白しますけど、じつは好きなものがあって それは石ころなんだわ。小学生のころの化石採集から中高生 になると鉱物さへと興味は移ったけれど宇治川ライン沿いに 自転車飛ばしてハンマーもってかなり遠くまででかけたもん だった。遠足は弁当を食べ…

石、語る。

昨日と今日はできなかったけれど、 地面に石を並べてあっちに向けたり、こっちに寄せたり、 ゴツゴツしたジグソーパズルをしている。 安物の軍手はすぐにやぶれてしまった。石庭は物質の存在感を匂わせ、 苔庭は植物の生命感を漂わす。 水は、、、、 なんて…

その後。

石組みは順調にすすんでいるんですが、、 どうも石が足らないような、、。 。。。 どうしますかね。

工事中

石を取ってきたので道をなおしてるところです。 石をひいたほうがやっぱりかっこいいとおもいませんか。