禅寺小僧

日々の記です。

2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

誇りとプライド

雪の座禅会、遠来の参加者が2名と一緒に縁側に坐る。 降りしきる雪の中、時折、ちいさな音をたてて、松や侘助に積もった雪が 落ちた。 「雪が音を吸い込むのかなあ。」 と言っていたけど、本当に静かで、空から降ってきて地球に積もってゆく雪を 眺めていた…

3月の予定

しばらく座禅会の予定載せてませんでしたけど、実はぼちおち しております。寒さゆえか、、参加者も非常に少ないですが、 2月24日 3月 2日 9日 16日 23日 を予定してします。

松枯れ

門の前は短いながらも、昔風の松並木があるんだが、 どうも去年は近所でも松枯れで大きな樹が沢山やられて いるから、この並木もいつまで守れるかわからんなあ。 土がなくても、巌に根を張って大木になる樹だけど、 以外と繊細な面もあったのですね。 雪に松…

死にともない。

大燈国師は遷化のおりに坐禅を組んで亡くなられたんですが、 最後は坐禅を組んだまま亡くなられました。国師は晩年、脚を 傷めておられたが、今まではお前(脚のこと)をきいてきた、 今は俺の言うことを聞けと、曲がらない脚を弟子に命じて 無理に脚を組ま…

死にともない4

ある時藩の中老、立花勘左衛門が寺に和尚を訪ねたとき、 和尚は風呂に入っていた。客人だというので、急いで風呂から 上がると、書院から、 「どうぞ、そのままで。」 と立花勘左衛門の声 「はい、それでは御免をこうむります。」 襖が開くと、 「アッツ。」…