禅寺小僧

日々の記です。

2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

アタマを抱える。

そろそろ、あちらこちらの園芸店やスーパーで、野菜の苗が売られる季節になって、ソワソワしている。そろそろ手をつけないとアカン、と追い立てられるような焦りがちな心をかかえてますワ。苗売り場の横を通りすぎつつ、チラチラ、どんな苗を売っているのか…

娑婆世界

人にオーラというものがあるのなら、この人のまわりには放出されたオーラが燦々と漂っている。もしかしたら、それは誰もがもっているのだけど、閉じこもっていて、遮られて、表面に現れず、枯渇してゆくのではないか。そして遮るものが無かったり、希薄であ…

力の根源。

大阪市立美術館で墨跡展をやっている。墨跡っていうのは僧侶の書いた書、というぐらいの意味で、特に禅僧の書いたものをそう呼ぶらしい。中国僧のも、日本僧のもある。書き殴ることぐらいしかできない者に、鑑賞眼があるはずは無いのだけど、自身を振り返っ…

なんでも地味なのが好きで、大好きな椿ももちろん、赤い、一重の、ただの椿だ。山道の傍らに咲いているような、普通の椿にたまらない色気を感じている。だけど、一本の樹から赤、白、ピンク、それらの混ざったの、が八重咲きになってでてくる、五色八重散り…

サクランボを実生で。

サクランボを育てたかったら、植木屋にいくと、高砂、佐藤錦、ナポレオンなどの品種の苗木をおいてあるから、それを買ってくればいい。一本千円ぐらい。すると何年かするとサクランボがなる、はず。しかしそんなことにお金をかけないでも、さくらんぼを食べ…

イナカへ

田んぼに入った水、見上げれば、 咲いている、花。 寝袋を持って、歩いて、挑戦しつつゆるやかに 旅した頃。 両手から落っことしそうにしながら、抱え、 一歩前に、進む。 道端のもの、なんでも口に入れていたけれど、 国内を旅しつづけてゆくと、きっと、ど…

サクラの種

桜の種を播く人はあまりないと思うけれど、こんど種を集めて播いてみようと思っている。育てている人に聞いてみたら、まず種から芽があまり出ないし、出てても残るのはさらに少ないらしい。でも数を播けばなんとかなるだろうし、挿し木で殖えたのよりも、種…

ゆるんだ一日やった。 昼休み、自転車をころがし、ゆるゆる坂のまま、下ってゆく。 sadam2氏のような写真を撮りたい、と水辺へいってみるけれど、 なかなかそんな風景はなかった。でも自転車でフラフラするのって やっぱりいいねえ。車の通らない、細い川沿…

陽だまり

人気のない神社から、人通りでいっぱいの川沿いの道へ。賑やかなところは、なんとなく、下をむいて歩く。のんびりした風情が好きで、何年か、このあたりに住んだことがある。その頃、ここらは穴場だったのだ、と思う。土産物屋なんぞもなく、人通りも少なか…

きのうのつづき

山桜

その樹は江戸時代からのもので、深い鎮守の森に囲まれ、参道の脇に立った日から、春夏秋冬、じっと、見守りつづける。あたたかくなると、花を咲かせて、道行く人を立ち止まらせる。桜と紅葉のりっぱな参道だけれど、通りがかりのばかり、花見客はどこにもい…

まだ、まだ。

加茂川 半木の道の 紅しだれヒマな坊さんが、昼日中から花見、、、。 ではなく、 ちょっと歩けば、そこいらに花があったり、 なんやかや心和む風景がある、というのが 京都の街のエエとこやないでしょうか。 加茂川のサクラはまだがんばっています。 これで…

菜の花

畑に行く。食べれるものは、、菜の花ぐらいですか。 茹でます やらかい先のほうは大きめに、かたいほうはこまかくしました。 ゴマとカエシ(醤油と砂糖と混ぜておいたヤツ)をかけただけでも あんがいイケますね。菜の花は見ても食べてもいいもんです。 ,

何を食べるか

なんでも、ソコにあるものを食べています。 料理といっても大層なことはしません。 寺の料理というとなんだか凝ったものを想像されるかもしれませんが、単純なものです。 食べれるように火を通したりして、味をととのえる。ただ、それだけ。材料もそこらにあ…

雨サクラ

撮りたい写真はあるけれど、 外にでないと写真は撮れないし、 雨も風も強いしねえ、

花の盛りに京都を離れ、泣けてきたよ。 けれど、戻ってみると、まだ、咲いてた。 色々写真も撮りたいんだけど、悲しいことに えらい雨。

通りがかりの公園で。

菜の花が通り過ぎ、

河を遡って、南紀の田舎へおまいりしてきた。 花祭りの日。

遺影

きょうはお葬式やった。町の真ん中の、細い路地を入っていった先のお茶屋さんで、繁華街の中心部で、まわりは小さいビルが多いけれど、しっかり守りつづけてこられた。場所柄、受付に座っておられるのは、喪服を着た日本髪の舞妓さんや芸妓さんだったし、お…

船岡山公園 さくら

観光道路を龍安寺、佐野藤衛門、嵐山、天竜寺とまわってきた。 写真はフィルムがいい、という人も多いようですけど、今はようしませんね。なかなか。本当はモノクロで桜を撮ってみたい、と思っちゃいますが、難しいです。走馬看花のような撮影態度では、とて…

今日は天竜寺

sadam2氏の京都桜便りのマネですけれど。。

水火天満宮から妙覚寺、加茂川から出町柳、万福寺、また鴨川へ。 美術はわからんとparts氏はいう。おまえはどうだ?と聞かれたら、サテ?どうかな、?というところだけど、この間の近代美術館の展示の二部の方?は壁面をスクリーンにして展示物を撮影したも…

万福寺に御参り

四月の予定

2日、16日、23日、30日を予定しています。 どうぞ、よろしくお願いします。 昨日は昼まで仕事で、2時半くらいからちょっと出かけた。 現代美術にかなり疎い二人組みであったけれど、作者?といっていいのか 展示者になるのかわからないけれど、券を…

一心行の大桜

一心行の大桜。熊本県、阿蘇、3月30日撮影。 根元には供養塔が何基かあって、周囲は広く、 空に手を広げて、のびのび育っておりました。 咲いたら、きっと、綺麗なんでしょうな。