禅寺小僧

日々の記です。

2005-01-01から1年間の記事一覧

びっくりマーク

雨降りですな。 シトシト雨でこないだ播いた菜っ葉が芽を出して 喜んでおります。 人間も、こんな日もないとねえ、 とよろこんでおります。 一面の緑になりましたぞ。 、

観光客

庭めぐりをしてきた。場所にもよるだろうけれどお寺を訪れる人のうち、かなりの方がお参りというより観光でいらっしゃいます。和尚さんはお経をあげたり、法話をしたりしたほうがいいと思ってらしゃるんですが、観光で来られる人はどちらかというとそういう…

作庭記

庭の時代かな、と思ってこれからは庭づくりに専念します。せ。

空に渡る風に。

高く空を駆けて、見えない風を想い、 地上で、嘯く。 ヒューッツ っと。 地面にあって届かぬ空に想いはせ、 ここから、彼方へ、飛ぶ。 天上天下、唯我独尊。 なんて。

キンモクセイ

花のネタが流行ってますな、、。。 子供の頃のはなし、実家からずっと奥のほうに入ってゆくと昔の 修験道者の修行場みたいなところがあって、そこは後醍醐天皇も 一時お隠れになられた、という由緒あるところなんだけど、谷に 降りてゆくと立派な滝が二つあ…

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アウトドア畳

カルバドスを一杯。リンゴの搾りかすからとった焼酎。 黄色透明でやさしい甘さもあって飲みやすい。 ナントカというワインの搾りかすの焼酎イタリアの奴。 無色透明で底の入って香りも高い高貴で面白い奴。 透明な水晶の結晶の中ほどにうっすらと白い部分が…

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なんやかややっつけて、鴨川に繰り出した。きのうは少しばかり寒かったんだけど、 ゆく夏を惜しみつつ、川床に上がる。特等席はなんと言っても川のせせらぎのほとり なんだが、昨日は先輩が京都に出てこられ、御誘いだたいたので上品な夜を過ごさせ ていただ…

こんな季節。

暑くもなく。寒くもなく。

役にもたたずに

「けど、何のために生きてるか、わからん。」さびしいことを有能氏がおっしゃる。 あなたはメインストリートを歩いて、いや走っている人なんだから、そんなことは、、 と思い、自分自身のことはどうかっていうと、日々のなかになんやかや小さな楽しみが ある…

もう一つの人生

歴史にも安定期と転換期があるように、一人の人間の中にもあるようで、思えば大学卒業のあたりからが転換期で、あれから順調に時間を過ごしてきた同級生たちとはどうもその辺から袂を分かったようだ。わかるというだけで取り組んでいた難解な理論をだったが…

ガラにもなく。。

大学のゼミの先生の還暦祝いに行ってきた。ゼミ史上最悪の成績で辛うじて卒業、だったこともあって、アタマが切れて理路整然、落ち着きと迫力、キラキラ光って見えるスーパーブレイン諸氏の会合を想像して現在の身の上と照らして観るとタジタジとなるだけで…

休日 午後

川を下って。

鞍馬口通りから出雲路橋へ。ユラユラと、訳もなく壜を傾けて。暑い日だけど、木陰の風は絶品で、プラスチックのコップの縁から青空を覗いてみたり、りー、りー、りー、、キリギリスの声を耳に、青草を渡る風を頬に感じている。 あの頃から、いくらも成長して…

三の滝

途中越え、花折峠を抜けて安曇川の上流部を下るように車で走ってゆくと、京都から一時間程で明王谷の入り口に着いた。林道の入り口で車を停めて歩いていくんだがアスファルトで舗装されている広い道路でもうちょっと車でこれたら、、なんてラクしたい気持ち…

脳味噌にやさしい。

涼しくなってきたね。季節の変わり目がうれしくて、タキイまで種を買いにいってきた。そんなに大したもんを買うんでないから、近所でもいいんだけど、野菜ガイドというタダで配っている冊子が欲しくて、四条まで行ってきた。種はいちおう安もんの水菜の種を…

京の路地風景

大宮の元誓願寺にある町屋写真館で「京の路地風景」という魅力的なタイトルの写真展が24日から30日まであります。水野克比古さんの娘さんが作者で20年間路地裏を撮っておられるとのこと。だれか行かれるのでしたら連絡ください。同じ路地を撮ってもそ…

昼ね。

手ぶらで地方都市を旅行する。どこもかしも開いてない町だった。公園の片隅にガランどうの小動物園があって、日本鹿、ツキノワグマ、孔雀、キジ、アヒルなんかが飼ってある。小学校の飼育小屋に鹿と熊のオりを足したような空間だった。売店があったけど休み…

罪のむくい

ほんとはバチといっても物理的に当たるものじゃないと思うわけよ。地獄だってそう。神社のことを近隣国から指摘され自分の中に言い表すことはできない釈然としないものがあったとしたら、それがバチあたってるていうこととちゃうやろか。誰がいつ参拝するか…

戦艦大和

気のいい、貧乏でつつましく生きたおんちゃんが亡くなった。山奥にある父の実家からさらに奥にはいったところにあって、たぶん江戸時代の開拓村のようなところであったのではないかと思う。標高が高いから冬は寒く、分厚い氷はちっとも溶けない。水道も運が…

罰当たりな、。。

あたったからこうなったのか、関係なくそうなのか、それとももしかしたらバチは当たりつづけているのか、わからないけれど、「近頃はバチがあたる。とかいわんねえ。」とはParts氏のご意見ですな。ほんとに罰ってあたるものなのでしょうか?バチが当たった…

カツオ菜

台風の過ぎた夕方、畑にいってみたら、ところどころ菜っ葉の芽がでていた。春3月、4月に花が咲いて落ちた種が夏を越えて自然に芽をだす。。水車のように巨大な車輪が静かに、ゆっくり、ただし確実な歩んでいく、秋から冬に。ちっぽけな畑にもそんな力は押…

もうすぐ、秋だねえ、。

朝から晩までいろいろあって、どうしてもせなアカンことからやっていくから、大事なんだけど後回しになりがちなことがいろいろ、ある。クリの樹は二本あるのだけど早いほうのがもう落ちて来た。ということは、、秋の種蒔き!せなあかん。台風がいったら早速…

破壊、衝動。

常にフツフツとたぎっている衝動があって、それは、もっとカッコよくなりたいだとか、モテたいとか、ビッグになりたい、金持ちになりたい、エラなりたい、有名になりたい、その他、えとせとら、いろいろござる。そこに付け込んで、コレを買えばカッコよくな…

語れない部分。

一人の分別のある男が、おもいがけなく死を選ぶ。それまで周りにいて親しくしていた人や、どちらかと言えば疎遠にしていた人々も、エッ、と驚き、なんでこんなことに、、、と口々につぶやいたり、ささやいたりして互いに現実を納得しようとして、何があった…