禅寺小僧

日々の記です。

カツオ菜

台風の過ぎた夕方、畑にいってみたら、ところどころ菜っ葉の芽がでていた。春3月、4月に花が咲いて落ちた種が夏を越えて自然に芽をだす。。水車のように巨大な車輪が静かに、ゆっくり、ただし確実な歩んでいく、秋から冬に。ちっぽけな畑にもそんな力は押し寄せて来てくれるようで、こんなときに、タネを播かなアカン!と夕方、小1時間カツオ菜のタネを播く。カツオ菜とはケッタイな名前の菜っ葉やけど、九州ではポピュラーで炊くとカツオにた出しが出る!???という不思議な菜っ葉で、おいしく、炊いてもあんまし量が減らんし採るのもラクというメンどくさがりにはうってつけの菜っ葉なのである。今播いたらうまくいくハズ。そんな気がした。そう信じてる。