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なんやかややっつけて、鴨川に繰り出した。きのうは少しばかり寒かったんだけど、
ゆく夏を惜しみつつ、川床に上がる。特等席はなんと言っても川のせせらぎのほとり
なんだが、昨日は先輩が京都に出てこられ、御誘いだたいたので上品な夜を過ごさせ
ていただきました。豆腐料理の店だったのだけど、半袖に川風に冷奴の組み合わせ。
着物の店員さんに、涼し過ぎるくらいやねえ。と言ってみたら「今日で冷やっこ最後なんです。」ていってた。なかなかいい日に寄せていただいたよ。
　　　　
　此岸で娑婆の用事があって、実は遅れていってたのだけど、初めてのその店を探して路地を入り込んでいくと、そこはあなた、VIOLONの道じゃないの！！で、豆腐の店を出た後はもちろん、ビオロンに行きましたとさ。１９６０年創業の老舗のBAR。石造りの壁にはめ込んだドアを押し入って、下駄の音をコツコツ響かせ中二階に上がりこむ。薄暗くて酔っ払いの落書きだらけののびのびした店内。てんでバラバラの椅子やテーブル、積まれたり貼られたりの展覧会の案内状、ほとんど変わらない。ここにいると安心して呼吸ができる。いい酒場だ。おいしい酒が飲める。
　　　　　　　　　
写真撮ったんだけど、カメラを今持ってないので、また明日。
　　　　　　　　　
せ。
　　　　　　　
　　　　　　
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