雨で遠望はなし、の真っ白け。
登りきって、道がなだらかになってくると、石楠花がたくさん生えて
いる。道しるべには、しゃくなげ自生地とあった。春、花が咲いたら
清々しく、美しいのでしょうね。雲の上の山が笑っているでしょう。
白い、ピンクの花はやっぱりきれいだしね。
紅葉には早く、石楠花の花にはもっともっと早い半端な時期なので、
歩いていても誰にも会わない。会えない。けれどそれも気持ちのいい
ことで、そんな旅をこそしてみたい。
アルプスの3,000メートルの山に登るのでもなく、1,000メートル程
の低山をうろうろしているだけですが。