ピリ辛コンニャク
コンニャクを炒ってピリコンを作る。
江戸時代の貼案帳をみると、そのときのメニューを筆書きしてあって、
自信たっぷりの達筆で、豆腐。などと書いてある。今ではそれほど
高い食品ではないような豆腐、コンニャクも当時はめったに食べられない
高級食材だったんだろう。その滅多に口にはいらなかったコンニャクを
料理する。
まずコンニャクをまな板に叩きつける。メンコを打つように下に置いた板に
投げる。二三回すると柔らかくなる。こうすると火の通りが早いのと、味が
しみ込む。
火を入れて油を引かずに、から炒りする。
まだまだから炒りする。
さらにから炒りして、醤油と唐辛子で味付ける。
出来上がり。なかなかいけます。
たったこれだけで、コツらしいコツもなし。
ほかの料理にも、カラ炒りコンニャクは使えますよ。