禅寺小僧

日々の記です。

0番ホームにて














帰りの列車を降りて、Pさんと小さい旅の後味を聴いている。駅が新しくなる前、このあたりに立ち呑みスタンドがあって、ジョッキでビールを入れてくれた。もう列車が近い人には紙コップで入れてくれる店でなかなか賑わってたんだけど、無くなってしまいましたなあ













そういえば行こう行こうといいつつ、伏見も行ってまへんなあ。道ではぐれて、みんなはいったいどの道を進んだんだろうと、無いアタマで想像したんだけど、なんと池から下へ下って行ったらしい。なんでそんなコースになるのって想像想定外で、何度池に戻っても誰もいないし、てっきり山の中の別の道に入り込んでいるのだと思ってた。しっかりした人が何人もいるから、まあ最終のラーメン屋で待ってたらなんとかなるやろ、とどっちもが思ってた。アホらしいのと馬鹿馬鹿しい安心感やね。携帯電話には何度か電話をかけたんだけど電波がなくって繋がらなかって、それでこんなに楽しいことになってしまいました。隊から離れてしまうのって不安なものですね。それぞれの連絡さえつけばそんなものどうってことないのでしょうけど。いつもはあんまりすることない、本隊が進んでるであろうルートを推理や想像が頭をよぎりました。イザとなったら携帯で連絡できると思ってたのが、できない!ってアタフタした一日も終わりました。


いろんな列車が入ってきますなあ。成人式で三十三間堂に矢を射に来たはった娘さんもサンダーバードに乗っていかはった。また別の列車が入ってくる。日曜の夕昏の京都駅はこれから帰る人が歩いてて、ポカンと空が覗いてて、












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