禅寺小僧

日々の記です。

おみやげ











南京町をぶらぶら散歩してて、キョロキョロしてると中華料理屋台や食堂の呼び込みがいっぱいあってふかひれラーメンもついててナンボだ〜イロイロアルヨ〜辛さ調節できます、にぎやかでわくわくする異空間になってた。待ち合わせまでしばらく時間があったから中国物産の店にフラフラ入ってしまった。














昔、そのころ高校生のころ、京都の寺町三条にもやっぱり中国物産の店があって、学校帰りに友達と覗いたりしてた。いまでは百円ショップで中国製のもんが日本中にあふれてるけど、まだまだ珍しくてモノも中国後っぽいものが多くて異国情緒がいっぱいあった。ともだちは人民帽を(もう死語ですな〜)かぶってた。高校生のこずかいで帰るくらいの安さだったからな。気にいってジャスミン茶を飲んだりしてたな。
















そんなわけで
店に入ってしまった
中華鍋やらビーフンやらいろいろ見てたけれど、竹籠入りの茶碗があった。大と小があったけど、小のほう。大きいのは重いからね。山に行って茶酒を飲むときこんなんがあったらいいな、って。紙コップでもいいけど、このほうが雰囲気いいような気がしてな。こういうのは製品にばらつきがあったりするから気をつけて選ばなあかん。高さを見てみるとやっぱりそれぞれちょっとちがうから、入れ物の竹籠との高さがちょうどよさそうなのに決める。籠の裏には中国福建製造のシールがある。透かしのある蛍茶碗5つで920円やった。いつもはなかなか買い物なんてしないし、お土産なんかもほとんど買わないのだけど、ちょっとうれしい気持ちでレジに行ってお金を払い、だいじに新聞紙で包んでもらって持って帰ってくる。

















だいどこでゴシゴシ洗うと綺麗になった、が。アレ?あれれ?椀の底に描いてあるマセラッティのマークみたいな模様がひとつだけ足りない茶碗がある。なんででしょうね。わざと下に入ってたのか。それとも中国茶ではわざと一つだけ模様の少し足りないのを混ぜて、アタリみたいにするのでしょうか?


楽しみが増えました。






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