禅寺小僧

日々の記です。

朝、出かけるとき












裏口から大通りに出ようと車を出したら、前を歩いてた兄ちゃんが地面に何かあるみたいで、路面を覗きこんでいる。横まで行ったけど何かちょっとわからんかった。車の窓を開けて下を見てみると、雨の降る中に目を瞑った雀が一匹身をよこたえてた。足の指をちょっとまげたんが宙を浮いてた。人間とちがって眠るとき横にならん雀が横になってるのは、やっぱりなんかが終わったんやなあと。












じつは去年からなんや知らんが、やたらと雀が目につくようになった。裏の家のキンモクセイの木に何十羽いるかというくらい、どっさりいてチュンチュんチュンチュん、うるさく鳴いていた。この頃はどっかで巣を作ってるんか、なんか忙しそうにしておった。













彼もまだまだせんならんことが沢山あったろうか












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