禅寺小僧

日々の記です。

今年はゆっくりと









春が訪れた。
お彼岸も終わり、そうこうするうちにもう四月になっている。なんかこの
時期はあっという間に過ぎてしまう。なんでこんなに?と思うほど、庭に
たくさん植えてある樫の木から、毎日どっさり落ち葉の落ちてくる季節な
んだわ。春というのは。樫は常緑樹だから落葉しない、と信じているかも
しれないけれど、年中みどりだからいって落ち葉を落とさないわけではな
い。忙しさにかまけてはいられない。樫の葉っぱはいい肥料になるから、
箒であつめてはせっせと畑に入れよう。そうなんだ、種まきの季節がある
から畑をほっておけないわけなんですよ。









去年は11月に麦を播いた。昔の種が冷蔵庫に残っていて、芽がでるのか
心配だったけど、無事に発芽して、今麦の畝は青々してきてくれたんで、
色を眺めると幸せな気分にひたっている。はだか麦っていう種類で、ゴシ
ゴシすると籾殻が簡単にはがれて、玄米ならぬ玄麦に簡単にできる。5月
終わりくらいに収穫できたらいいんだけどな。刈ったら駐車場の屋根に下
にでも干そうかとおもってる。その先は麦茶かな。それとも発芽させて麦
芽にして、糖化させてなんか楽しみに使いますかね。やったことないんで
ようわからないだけど、それにホップってなんかで代用できるんですかね?
今日は畑の畝に入って、ちょっとだけ、草引きした。なんとか時間をとっ
て種まいたりも早いことしとかんと、って思いはしてるんだけど。










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