禅寺小僧

日々の記です。

春の平和









京都に帰ってきて、畑の色が一変していて、あちこち花だらけ
で、春が謳歌しているので。面食らった。











彼岸過ぎから樫の木の葉が落ち始める。
樫の葉は春に古い葉を落とすんだ。青いままなんだけど。
苔の上に積もった落葉と花を掃いて、春の陽光の中に浸かって
いると、なんとも京都は平和なもんだな。と思えてくる。












暖かさに包まれているように。












昼前に出て、840キロを走ってきて、三条から京都の街に
入ったのはもう夜になっていたけれど、桜が咲いて、花見
気分が漂っている。東山から冷泉を疎水べりを川端へ、それから
丸太町にゆくと、それでいて落ち着いた街だと思えてきた。












京都の街なんて、ゴチャゴチャしてて、という人は多いし、
あれこれ文句も聞くけれど、わるくない気分だったな。












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