禅寺小僧

日々の記です。

「いただきます」って言いますか?

しばらく研修会で勉強というか話し合いをしていた。それとは関係ないのだけど、仕事場の上司からこんなんあるぞ、と記事を見せられた。なんでも永六輔のラジオ番組で、給食費を払っているのだから給食のときに「いただきます」と子供に言わせないでほしい。というのが発端らしい。学校も大変やね。その人はおカネを払ってないときはイタダキマスというのだろうか?ともおもうけど、なんとなくその人の食卓を想像してみるに、一人か、二人で淋しく食べたはるのやろか?なんても想像してみたりもする。いろいろ難しい説明はあるのだろうけど、人に会ったらこんにちわ、食べ物に会ったらいただきます。でいいのでないの。手をあわしたら宗教行為だからいかん。仏教に結びつくから。という意見もある、のだそうだけど、そんなたいそなもんやろか。挨拶、作法、文化のたぐいでないの。黙って食べだすというのも異様だけどねえ。都会じゃそんなもんなんだろうか。