京都散歩

　去年の四月に勤め始めてからちょっと運動不足なので
今日から夕方に散歩することにした。
年寄りくさいかもしれないけど、まあいいじゃないの。
昼間、部屋のなかばかりだし、外の空気にも少しはあたらないと。
カメラも持って歩いて、そのうちに「きょうと、キョウト、kyoto!」
みたいな写真展でもできればいいな、と。
石元泰博さん？だったかな、の、シカゴ、シカゴ、シカゴ
だったかの影響なんですけど。

　昔好きだった写真とは遠ざかっているけれど、あこがれは残っていて、
デジカメを買ったのもそんな気持ちがどこかにあったからだろう。
ソニーのサイバーショット　F７７というのを買ったけれど
これのおかげで久しぶりに写真を撮って遊べるようになった。
もちろん、仕事でも活用していますけど。ニコンとかキャノンとか、
カメラメーカーが作っているカメラじゃなくて、ソニーという
どちらかというとビデオを作っているメーカーにしたのは
なんか新しい感覚で撮れるかな、と思ってのこと。
デジカメはフィルム入れてとるカメラとちょっと雰囲気もちがって
あんまし手ごたえがないなあ。フィルムを「装填」する儀式もないし、
巻き上げとかピントあわせもないしなあ。ビデオを撮るように
して撮影するのが俺のデジカメのイメージだなあ。
それが写真にどう表れるのか、はこれからのことだけど。
しかし便利だ。暗室がいらんというのは。けど、趣味としたら
どちらがいいかはわからないけど。暗室には暗室にしかない、
世界があったし。セーフライトのオレンジ色の光がなつかしい。

せ。