禅寺小僧

日々の記です。

柿の木

「お寺に柿の木ってありますか?」
「ええありますよ。。大きいのが一本と小さいのがありますよ。誰も食べませんけどね」














脚立に乗って高枝切りバサミでなんとか届くか〜という大きい柿の木が一本。もちろん採って食べればいいのだけれど、大きい枝でもボックリ折れるんだよね。幹がウロになっててなかなか恐ろしい。富有柿とかじゃない、古いタイプの甘ガキなんだけど、すべての実が甘くなるというわけでもなくて、たまにアタリの渋いのが発生するからますます遠のいてしまう。


きょうは大きい柿の木じゃなくて、畑の小さい柿の木。
もともと2本あったのだけど、前に車を駐めさせてほしいって言われて、小さく切ってしまったんで実は成りません。でも一本は残した。もともと友達にもらった樹で、10年ほどになるんだろうかね。甘ガキだ、と言ってもらったんだけど、何年かして実が成ってみたら渋渋全開の渋柿だった、ダマされた。「渋柿やぞ、口の中シワシワやどうしてくれるんや」「おかしいなあ、植木市で甘ガキというんで買ったんや」彼が植木屋にダマされたのかもしれん。渋柿なんかカラスも食わんぞ〜。


















お寺に柿の木がありますか?
おばあさんに聞かれて、帰って見てみると、ちょっと鳥がつついた跡がある。????なんでだろ











怖いもんみたさで一個持って帰った。













恐るおそる。。口の中に入れてみる。
ウワッ!!!






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