沈没する！

後ろの方から下の水に落下、フネが斜めになり、両側から容赦なく水が押し寄せる。浸水。そのまま舳先も落下。それでも、なんとなくこの安物の相棒は水の上に浮いていた。あ〜怖かった。。

なんかのチョウチョが河原にいっぱいいる。黒い、すばしっこいヤツで速いのでヒラヒラというよりチャカチャカチャカチャカ飛び回る。水辺の岸に止まっていて、人が近づくと群全体が飛び回る。翅に蛇の目模様があるっみたいだけど、もしかしたら蝶じゃないのかもしれない。

テレビで、シェルターって映画を見た。巨大嵐がやってくるという妄想に取り付かれた父親が、自宅の庭先にシェルターを作る話で、オイルのようにべたべたする雨に打たれた彼が妄想に取り付かれ、毎晩恐ろしい夢を看るようになってしまい、実生活よりも妄想の世界が現実のようになる。誰も彼のいうことに耳をかたむける者はいない。彼の行動は裏目裏目へとでてゆくのだけど、なんでだかな、何となく見過ごしにできなかった。狂ってゆく男がムクドリかなんかの巨大群が渦を巻きながら空を覆っていった。

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