水無月の作り方(写真入り)
昨日は水無月を食べる日で、近所の神社では菖蒲をくばって
おった。
みなづきは蒸し菓子で、砂糖やら、米粉やらを練って、
蒸し器に入れて、一度蒸してから、炊いたあんこというか
粒のあんこをのせてもう一回蒸す。
さましたら出来上がりなんだけど、出来立てはやっぱりいい。
米粉を蒸したものは、時間がたつともっちりねっとりしたいい
ところが弾力なくなってもそっとしてしまうよな。
昼前だったけど、昔の下宿の近くにとおりがかり、
ここの丁稚羊羹が美味いのよ、いちばんいいな。
とうどん屋さんを紹介したら、
感じのいい若いご主人が出てきて、もう2,3年前からやっていません。
そうですかわざわざ遠くから来ていただいたのにすみませんと言ったという。
おはぎはやったはったみたいやけど、丁稚羊羹はしてへんみたいやった。
おはぎのそのあんこを練って蒸したらできあがりなんだけど。
先代が上手すぎて、あんなふうに作れんからやめてしまったんやろか。
忙しいからかな、そんなざっかけなもんは、あんまり売れんかったんやろか。
いつも出前を取っていた、近所のうどん屋も閉店してしまった。
とくに名店でもない、ふつうのきつねうどんでいいんだけど、
そんな店がなくなってしまうと不便で寂しい。
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