禅寺小僧

日々の記です。

これぞ、精進料理っていうのは







胡麻豆腐でしょうかということで作り方を習いに来てくれはった人がありました。生ゴマを炒って、すり鉢で擦ってくれはって、それはそれはごくろうさんなことでした。なんせ、ゴリゴリゴリゴリゴリゴリゴリ30分以上擦り続けますので。。。















その分、味は格別であったろうと思いたいところです。「毎日作っているんですか?」「いえいえ、こんなのはめんどくさいので。自分で食べるのにはしませんな、お客さん用に作るだけですよ」「そうなんですか、精進料理ってかんじですけどね。。。」う〜ん。どっちかというと精進料理ってこんなイメージですかね、そんなに美味しいものじゃないですよ。ひなびた味です、でも慣れてくるとあんがい美味しいななんって思うんですけどね。











畑に行って菜っ葉をとってきます。種類はなんでもかまいません。これは大根葉です。












あれば豆腐か油揚げかを炒めて、ざく切りにした菜っ葉を投入します。炒めて量を減らします。










水を入れて炊き、塩と酒で味付けします。











簡単に、あっという間です。出来上がりました。
そしてまた、作りすぎてしましました。修行の道場では人数が多いので、癖でついつい沢山作りすぎてしまうんですね。












次の日、汁の中にあまった冷麦をいれたら、あったかい菜っ葉冷麦のできあがり。温かいのがいい季節になってきましたね。














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