禅寺小僧

日々の記です。

しまった!










少しあたためたら上手く麹菌が働き出して、自分で温度を出すようになってきた。こうなったらシメたもんで、あとはそのままうまくいく。40℃以上にならないように蓋をあけたり、手入れをしたりするだけでいい。成功したようなもんだと思っていたら、蓋をあけたら、おお、失敗してるやん。麹がもう黄色い胞子をつくりかけていた。













蒸し米に麹菌を擦り込むと、菌が米の中に食い込んでいって、24時間くらいで表面が白くなってくる。通常一度ここで手入れをします。一升だとそのままだけど、2升以上だとここで二つに分けます。それからは温度があがりすぎないように4〜5時間おきに覗いてみて、温度が高かったら下げ、低かったら上げるようにしないといけません。びっしり菌糸がはれば完成です。黄色い胞子が見えたら発酵させすぎです。












甘酒つくりでは麹の出来不出来がものすごく重要です。もしかしたらもう失敗したようなものなのかもしれません。でもまあ麹だけおいておいても仕方ないので、蒸し米と一緒に仕込んでみます。できた麹一升に蒸し米二升、これに米を浸けていた水を二升と少し。入れるのはそれだけです。雑菌が入らないようにゴミ袋をかぶせて、ひもでぐるぐる巻きにしたら完成です。













追伸:いつもなら水を三升いれているのですが、たまたま本を読んだら二升だったんで今回は水は少なめでやってみます。冬と夏でちょっと様子もちがうだろうしね、と思って浸け水二升だけとって、あとは捨てた。樽に麹一升と蒸し米二升といれて水二升いれたら、米の上にまで水があがってこやへんかった。これはマズイのでは!とおもうけれど、もう水は捨ててしまったあとでした。。







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