禅寺小僧

日々の記です。

愛宕山詣り










下界からみると愛宕山山頂のこんもりしたところの
北東に鉄塔が見えます。













ここには890メートル三等三角点があるのですが、
東側の視界が開けていて、真っ白な比叡山、大文字、
比良山系が見渡せます。












今度行ったらここで、お湯を沸かしてお茶を点てましょう。
今回はコンロを持って行かなかったのでできませんでしたが、
アルコールランプのコンロを持っているので、次回は持参します。












参道の道中には茶屋跡という場所が何件かありました。
愛宕山名物の何某餅とかもあったらしいので、
そんな感じのお菓子を持ってって。











誰かのエッセイで旅をしていて、今夜のキャンプ地を決めて、
テントを貼り、荷物の整理をし、焚き火をし、お湯を沸かして、
コーヒーを淹れたら、やっとほっとできた。
というのがありました。お茶やコーヒーは、浮ついた心と身体を
どっかりと地面におちつけてくれるものがあると思っています。
飲むという行為の中にあるのでしょうか。












床の間の花にも、山野にいてはどっかりと表面を見過ごしだけで、
しっかりと対峙できない花と、じっくりと会えるような。













写真もしかり。
そんなものなしに自然の中でそのままじっくり
付き合えればいいのですが。
まだまだ心の修行ができてませんので。










山を降り、バスで太秦天神川まで出て、近所の人に道を聞いて、
やしろ湯に入りました。
土、日、祝は6時から開いてるそうです。夕方ではありません。
朝の6時です。
すっかり、淋間の湯を楽しみました。















温泉もバスやなんかで行ってスグ入るんでなしに、
なんかちょっと歩いて山を越えてから、適度な疲労を憶えてから、
はいりたいなと思ったり。









夏は川で泳ごう。
ただ行ってザブンと入るだけではつまらんから。
まず、山を登っておりてきて、夏の汗をいっぱいかいて、
それから汗を流して涼みたいな、などと。








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