禅寺小僧

日々の記です。

味噌の仕込み









かたまった時間がなかなか取れなくて苦戦してるんだけど、なんとか仕込み
はできました。


大豆10キロ
米10キロ
伯方の塩2キロ
食塩3キロ


手順としては、米を蒸して麹をつくる。
塩と麹をまぜる。
大豆をゆでる。
餅つきの臼と杵で大豆を押し潰す。
麹とまぜて桶に詰めてく。


臼で潰した大豆を食べるてみると、肉みたいな感じっていうと大げさやけど
まあ、畑の肉っていうのがなんとなくわかる。
臼杵で捏ねてると、小学校5年生の女の子が3人やってきた。地域の町のこと
を調べてるんだそうでお寺がいつ出来たのかとか、誰が作ったのかとか聞かれ
た。


急いで仕込み桶に入れて、会に出席すると、じゃんけんで一番買ってしまい、
マシコウの小さな硯をもらった。幸先よろしい。


朝からすべての麹箱を洗ってると、飴が固まってた。
飴っていうは大豆を湯がいた時にできる汁のことで、これを入れるのがコツだ
ったりする。ボールに取って置いといたあめ色の汁が、プルンプルンになって
固まってる。なるほどそれで飴っていうのか。舐めてみたら本当に甘かった。
その下に沈殿してるのはおいしくなかったけど。


来年はこの飴を全部入れて味噌を作ってみよう。
2斗樽一本と小さな樽が一つ出来た。