禅寺小僧

日々の記です。

蝉が鳴いてた。









出会いは不思議なものだけど、
伝えてあげたいことは沢山あったのに、
会っても、ほとんど何も伝えられないまま。
通りすぎてしまう。










あぶなかった。
最後に、頭を撫でてやりたかったが、
噛まれそうになった。











やっぱりお前に伝える事ハ、何もない。
それぞれ、自分の場所で励んでいけば、いい。
そんな境涯になれれば。







遥かに長い時間、互いに別れても、
ちっとも離れていないこともあれば。
一日中、面前しているのに、
全然会えないでいることもある。



そんな古語があったか。