禅寺小僧

日々の記です。

文化財保護のため





観光案内をしてくださる学生さんがおられて、
大学の古美術研究会の方々なんだけど、いつもいる寺であっても
よく勉強しているらしく、ちょっとカタイところもあるけれど、
彼らの拝観の説明を聞くのも楽しく、新鮮であったな。







カバンなどで建物の襖や壁を傷つけないように、
寺の玄関で拝観者の持っておられる荷物をお預かりするのだが、
なんで預けなアカンの、という人がいたりして結構難しいもの
なんだけど、学生さんはテキパキと仕事を進めて有能であったな。








そのときのセリフが、
文化財保護のためにお荷物をお預かりいたします。」
というものだった。
このお題目を唱えると不思議とおとなしく荷物を預けて
もらえるのでビックリしてしまった。


なんであんなに利くんだろうか。