2008-12-09 落葉 京都花便り 雨に降られるか、風にふかれるか。 いろいろあるんだろうけれども、 一朝、霜が降りると、落葉樹は一気に 抱えていた葉をおとしてしまう。 もうドサッと音がするくらいの、 急転直下の勢いで、 生身の肉を引き千切られるようなもの。 胸の中を掻き毟り、枝から外れた。 一緒に支えていたのが離れて すっかり、もう、季節がかわった、 ということ。