2008-01-26 死にともない 縁側講話 仙?和尚が病いで床につかれた。いよいよ命旦夕にせまり、 弟子たちが床を取り囲んでいる。 「和尚さま、最後に何かいい言葉をおのこし下さい」 「死にともない、死にともない」 「天下の名僧ともあろう方が、そんな見苦しいことでは困ります。 もう少しましなことを言って下さい。」 「ほんまに、ほんまに」 とおっしゃった、というのだが。 仙?和尚逸話選 禅文化研究所 より