禅寺小僧

日々の記です。

よりよい生活





 ジャムを作ろうと思って、スモモの実を半割りにして、
スプーンで種をぬいたところ。天の恵みはかぎりなしで
収穫はどっさりあるけれど、日持ちがしないのが悲しすぎ。
仕方ないのでこれからジャムにするところ。鍋一杯にグラニュー糖
1キロをまぶしておくと水分がでてくるから、弱火で煮込むと、
かさも半分くらいになって多少保存がきく。


今年は一本の樹から50キロ程収穫できたけど、まだまだ沢山
樹についている。毎日、鳥がきてつついてるぐらいで、なんとも
しがたいのだけど、手で潰したのはガンガン発酵してる。
実の表面に付いている白い粉の中に、天然の酵母がいるらしく、
夜に潰して、朝起きてみたら、もう、猛烈な発酵がはじまり、
まったく呆気にとられるくらいのもので、
簡単すぎて拍子抜けしてしまった。
米の発酵に比べて劇的でありましたな。
2日目くらいから皮の色素が溶け出すのか、果汁の泡がピンクに
色づいてくる。



オーガニックやエコロジーの考えを取り入れつつ、日欧の交流を
もとうとしているプログラムがあって、その中にオーガニックワイン
というのがあったんで、ワインってどんなもんなんかいな、と思い
手じかにあったスモモを潰してみたわけよ。酒として醸造するには
スモモでは糖度がたりなくて