禅寺小僧

日々の記です。

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猫間川


 
 
 
 
 大阪に行ってきた。天王寺の美術館の70周年記念展示で昔の和尚さんの書の展覧を見てきた。宋や元の中国僧のものであったり、鎌倉ぐらいからの日本人僧の書いたものなのだが、そのほとんど、全てが国宝や重要文化財の指定を受けているものだった。この内容と規模のものは、今後おそらく実現不可能であるだろうと思われた。けれど、人の入りはそれほどでもなかった。画や彫刻に比べて字はあまり現代の興味を惹かへんのやろな。