帰り道

出国まぎわにエー何それって、判明してしまう。なんじゃそれ、ありえへんやろ。そんなん知らんわ。そっちでなんとかしてくれ。最悪の展開にならんように自分でなんとかしろ。幸運を祈ります。おもいがけないハプニングってどきどき楽しく熱中します。最後の大仕事もなんとか見通しがついたことにして、喉かわいたしアイスコーヒーを一杯買うた。ああ西海岸で一回もハンバーガー食べなんだなあ。ちょっとシマッタな。田舎のドライブインみたいなとこで、バーガーとフライドポテトでもやってみたかったような気もする。空港でも買えたけど、なんとなくそのまま買わずじまいになった。

国境に近いここらの冬はいつも天候が悪くて、つねにショボショボ雨雪が降ってるそうなんだけど、彼は50年ここで住んでてこんな天気のいいのははじめてだって言っておった。この時期は天気悪いから来るなってことだったけど、来てよかったよ。窓からサヨナラや。

アラスカ上空からは人間の痕跡が見えませんな。どんな土地なんでしょうね。チャンスがあれば行ってみたいものです。

飛行機は満席でとなりはインド人の老夫婦やった。成田で乗り換えなんやけど、飛行機から降りるときには再見って言われるし、待合室では海外に住んでるんですかって言われるし、なんだかやった。やっぱりちょっとむさ苦しいかったんかな。

いつまでひっぱるんやという旅記をようやく終えます。

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