禅寺小僧

日々の記です。

井手町 山吹ハイキングコース







玉水宿
大和街道に設けられた近世の宿で、木津川の東岸、玉川の北にあった。玉水町とも呼ばれた(京都御役所向大概覚書)。北の長池宿(現城陽市)まで一里九町、南の木津宿(現木津川市)までは二里四町であった(山城名跡巡行志)。


宿の成立年代は明らかではないが、豊臣秀吉が木津川堤防(現国道二十四号)を修築した結果、それまで東方の水無集落の中を通っていた奈良街道とは別にこの堤防上に大和街道ができたため、その下に玉水集落が井手村の出在家としてつくられた(山州名跡志、山城名勝志、都名所図絵)。


京都府の地名 日本歴史地名体系26














そんなかんじでこのあたりもたいへん歴史のある場所なんだよな。ちなみに駅のこのあたりは木津川堤防下の町ではなくて旧奈良街道ぞいのあたり。いずれこの奈良街道を歩いていきたいもんです。












井手廃寺のとなりを通って、というか古地図によるとこのあたり一帯が廃寺のようですから中を通ってってかんじなんですか。あたりは広い田んぼが広がって、いい天気です。














冬枯れの玉川沿いを遡っていきます。













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