禅寺小僧

日々の記です。

ゆっくり歩くんで











他の人からなんだかんだ、遅れちまう。あっちゃこっちゃヨソ見も多いし。崩壊花崗岩地帯からはじまって、石英脈があればなんかいいモンがないか、眼をはしらせねばならんし、そのうち堆積岩帯になってきて、石灰岩もあった。地質的にはいろいろ変化が多い地帯であるみたい。それでいて花も見んならんし、樹の肌も眺めんといかん。













はあはあ言いながら、汗かいて坂を歩いたら、後輩が乗鞍岳の頂上でザックからピーク1とかいうたぶん今は売っていないガソリンコンロを出してきて、ポンピングして点火し、それからだいぶ長い時間かかって湯を沸かしてくれた。うれしいことに、ミニカップヌードルやミニどん兵衛の詰め合わせを持ち込んでおられ、もしかしたら分けてくれるのかな、どうかなと気にしていたら、湯をいれて、めいめいに配給してくれた。なんたるご厚情でしょうか。伊吹、金糞、さらには最後の残雪を残している白山を遠く眺めつつ、いただくミニどん兵衛きつねよ。












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