禅寺小僧

日々の記です。

田舎で









ちょっと遠出して滋賀県にある、「風結い」、という家に行ってきた。
ここに何度も来て、すごく気にいっている人に招待してもらったんだ。
どこにあるの?って聞いたら、高島市です。という答えだったけど、
町村合併で広くなりすぎてわかりませんがな。
安曇川町の、朽木と琵琶湖の真ん中くらいの山間にありました。


移築してきたという家の柱は大きい欅で、雪国の大黒柱だな。まっすぐ
どっしり立って、みんなにさわられて黒光りしておった。
着いたときは友人達はいなくて、近所の農家に行って農作業をしていたらしい。
帰ってきて、そこで収穫してきた。カボチャ、ズッキーニ、バジル、ナス、
ジャガイモ、玉ねぎとかいろいろダッチオーブンの鉄鍋にいれてなんか
料理を作り、油で炒めて、水を入れるとなんかパサパサとして食べれるようになる
中東のどこかの国の食べ物にかけて食べた。


近所のおばあちゃんの挿し入れで、ゴリの炊いたんと、切干大根いろいろ入りと、
エビ豆あった!海老といってもどこにでもいる川エビ、琵琶湖のエビなんかな。
それと大豆を醤油と砂糖で炊いた、どこにでもあるもんなんだけど、寺では作らない
から、ウマかった。大豆噛んでるとエビの脚やら触角やらがモショモショあたって、
バリバリ噛んでくのがなんともいいもんだわ。


ホンの数時間いただけで、泊まらんと帰ってきたんだけど、久しぶりにみんなで
ご飯を作って食べて、楽しかった。