禅寺小僧

日々の記です。

憶えている










マイケル・ジャクソンの急逝でニュースになり、懐かしい音楽が流れだす。
再びブームになるのだろうか。


顔を白く変えていた彼の音楽は伝統的な黒人音楽や民族性からは離れていた
ように思うけれど、ハリウッド的商業ベースでは大成功したわけで、そうす
るとあの歌は20年前の、時代の歌だったのか?


そういう音楽がどれくらいの時間生き残るンか興味あるなあ。
世界のどこかで発展しつつ進化してゆくのか。

「どうやろねえ。どうやろねえ。」
音楽教育の話になり、
「今でもバロックの理論を教えてるんやで、バッハとかが作ったやつや。」

「古いことやってるんやな。でも、ようそんだけ生き残ってるな。」

「現代は建築と音楽とバラバラや、建築家はコンサートホール作っても
音楽のことはわかっとらんわな。」

「そういえば、バロック音楽という言葉も、バロック建築という言葉も
ある、建築と音楽と昔は一体だったんかね。」

音楽や芸術から見てみれば、今はいったいどういう時代なのだろう。
いい時代なのか、