禅寺小僧

日々の記です。

長楽寺の散り椿



















ホテルのロビーでもらった地域案内地図をみていると
鉄道の横にある長楽寺では散り椿が名所になっているみたいで、
どんな椿だろう、と朝から早立ちすることにした。


山沿いの道を走ってゆくと、長楽寺の入り口についたのだけど
なんとそこから急な階段が続いているだけで、寺は見えない。
バイクを降りて登ってゆく。


車道もなさそうな、山の上の立派なお寺で、これは大変やわ。
本堂の前にあった散り椿は葉っぱも少なくなって、樹勢は衰えていた。
根っこのまわりを掘り返して養生中で、何か対策をとられているようだ。
僅かに枝の先にさいている花を見れば、いい花で、そちこちにある
この樹のおそらく子供の樹のの花とは何か違うようなものがある。
500年の古樹である。


大きな樅の樹の中を石段を帰りながら、大木の写真を撮った。