禅寺小僧

日々の記です。




とある、本堂前の庭に滝のある寺にゆく。
枯山水ではない、ほんとうの滝が音をたてて落ち、
庭の中いっぱいに大きく曲水がながれてゆく。
早めについて、縁側にすわり、緑茶をちびちび、
贅沢な眺めを楽しんでいる。
この水が下流にゆくと田んぼにはいる。
この庭に魚を放したことがあったそうだが、
田んぼの季節が終わってしまうと、
この水も閉められてしまい、
枯山水の石組みになってしまう。
今は気持ちよろしいよ。