禅寺小僧

日々の記です。

食について

菊の花

1月23日なんだけど、みんなでご飯を作って食べることになって、
20名ぐらい集まりそうなんだけど。
カマドでご飯を炊いてみようとおもっているので興味のある人は
どうぞ。自分の食べる分のお米は持ってきてください。
さて、うまく炊けますか、どうか。

一年間、食について勉強しようか、というグループがあって
お寺にいったら美味いものが食べれると思ったのか
2,30人になると厨房が大変なのか、
どうか、相談にやってきた。
美味いものが出せればいいけどな。
俺がやるより皆さんにやってもらったほうがおいしいのが
できそうなので、あまり口出しせずに
畑の野菜を好きなだけとってもらって自分らで作ってもらうつもり。

朝早くからおきて寺にきてもらうのは気の毒だけど
お腹が空くから、生物の宿命として、やっぱり食べないと。
で、寺にあるものを食べようということらしい。
寒いかもしれないけど、おそらく、
食べていく為なら、パワーが湧いてきて、
ハングリー精神で寒いのも耐えられるんじゃないかなあ。

今のように輸送や貯蔵が発達するまでは、
食べもののあるところに人も棲んでいたんじゃないか。
たべものののないところでは生物は生きてゆけないだろ。
今の日本は飽食の時代といわれるけれど
そうなる以前は食べ物に対する感謝の気持ちも
今より切実であったろうし、
豊作祈願も切実だったのでのはないかねえ。



せ。