2012-11-15 かえり 京都花便り 山の紅葉は早くてもう色褪せ散ったあとで、雪はまだのちょうどあいの間 の2時間半の旅だった。寺の本堂に一泊させてもらって、京都にもどる朝 の道は晴れていて、里山の紅葉が鮮やかだった。もうすぐそこにまで冬は 迫っていて、見とれている秋は冬への準備なのだった。いつもより暑く長 い夏はすぎていった。やり残したことが沢山あるけれど、窓の外の秋は何 もやり残すことなく。 204337