禅寺小僧

日々の記です。

聖地











一日目、海の家に行く。
石垣に囲まれた小道、センスのよさそうな離れ、
オーナーが自分の理想の景色の中に好み建物を配置して
聖地を作ったのだな。











花があって、果物の樹、パパイヤなんかが生っている。
自分の夢に夢中で取り組んできたんだなという感じがした。












二日目、山荘にきて、
ここは花が溢れて、畑があって、という避暑地のような
ところだと思うのだけど、その中で精一杯お客さんに楽しんで
もらおうとしているのが伝わってくる。
そして何より従業員が嬉々として、楽しんで働いている。
風が吹いている。












自分を突き詰めることが、追い求めて、追い込んで、
がんばってきた人だから、
自分の世界を掘り下げて、歯を食いしばってやってゆくのは
大切なことなのだけど、
どこかの時点でそれが変化して、殻が緩んで、
人と交わってゆくのも、堕落じゃないし、
世界が広がってゆくのも大切なことじゃないだろうか。