禅寺小僧

日々の記です。

種採り












とうとうゴールにたどり着いた。
春は、スタートでもあるけれど、同時にゴールで、秋に種が芽を出し、
冬の間じゅう畑を菜っ葉で埋めていたのが、花を開き、種を結ぶ。


最近、ウチの畑はスズメのお宿と化していて、スズメはウジャウジャ
いるし、キジバトも常にうろついていやがってろくなもんじゃないのヨ。
雨も降るというし。隣のお婆さんは、莢がまだ緑ですけどええんですか?
っていうけど、ええんです。もう。何事も見切りが大切、と言い聞かす。
背丈より大きくなって、倒れたのを鎌で地面から切り、莢のところを
束ねて、屋根の下に吊るす。


乾燥が終わったら、種は結構な量が獲れると思うけど、欲しい人やはったら
分けたげますよ。かつて、畑菜、小松菜、杓子菜、白菜、青梗菜、とかいろいろ
蒔いてたののなれの果て。いろいろ混ざってるから、
その野菜、ナニ菜なん?
って聞かれると自信ないんやけど、小さいことにこだわらない性格だとおもいます。
大きく言って、菜っ葉です。
お彼岸終わって、9月の末ぐらいに蒔いときゃ、生えてくる。
新鮮で、無農薬で、タダです。
育ってくる菜っ葉の緑色を眺めてると、和みますよ。