禅寺小僧

日々の記です。

道ばたの花


 薄明るくなってきて、眼が覚めて、寝床の中で身体を動かすけれど、
家人の起きておられる気配もないから、朝の散歩に出かけた。
細い道と少しの田んぼがあるきりで、すぐに山になるから、
前後左右、どこからも、ピーチク、パーチク、ホーホケキョ、と
鳥の鳴きあい、叫びあう中を、ゆっくり、ゆっくり、散歩しましたゾ。