2006-05-02 午後三時の、順光線。 水面を見ながら歩いていたら、パーッと明るくなって、 急に光が差し込んできたように思った。 向かいにいる人物と風景が、立ち上がる そんな光を見つめていると、ほのぼのとしてきた。 美しく変貌してゆく世界を眺めていて、 鳥取出身で植田正治という写真家のことを思い出した。 ほとんどの作品がモノクロだったように記憶している。 太陽の自然光を使い、鳥取砂丘を巨大なスタジオとして使い、 写真を撮った。その時の光が午後三時の、順光線ではなかったか?