仏の修行は
こころを修めること
こころを修めるとは
自分を忘れること
自分を忘れると
周りの風景すべてが生き生き輝く
周りの生き生きとした輝きは
自分自身の身体とこころと
他人に対する、身体と心のリキミを抜け落ちさせる
悟りの跡の心はポッカリ休んでいる
ポッカリおだやかな心は長々とつづいてゆく
有名な道元禅師の
仏道をならふといふは、
自己をならふなり。
自己をならふというは、
自己をわするるなり。
自己をわするるというは、
万法に証せらるるなり。
万法に証せらるるなりというは、
自己の身心をよび他己の身心をして脱落せしむるなり。
悟迹の休歇なるあり、休歇なる悟迹を長々出ならしむ。