禅寺小僧

日々の記です。

帰ってきました。








The Void,pour percussions sur pierres voix àl'Eglise St Eustache


↑上記サイトでしばらくの間、11月9日の The Void が見れます。
Le chant des pierres à l'Eglise St Eustache 音禅が今回のメインなんですけど、
何故だか!サイトにタイトルはあるのですが、どうもデータがのってないようで
見れません。どうなってるのか聞きたいけどフランス語わからんしなあ。
でも会場の雰囲気はよかったですよ。











奥行き100mちかくあるような大聖堂で、裏口からドアを開けて入った
ときはあまりの高さと、距離にたじろぎましたね。
昨日の朝、寺の本堂でお経をあげたけど、いつもは大きいともてあましぎみ
だったのが、なんといい手頃なサイズに思えたことか。
ほっとしました。











ちょっとビデオの音では雰囲気が伝わらないけれど、
聖堂では独特の残響恩と調和して、コンサート後、話した
ところ結構評判はいいものでした。
オペラとか歌手の歌は聴いたことあるけれど、こんなのは
聞いたことない。バイブレーションがブンブン伝わってくる
って言ってた人もありました。











テクニックが無いとこが良かったんかな、とか思ってます。
お経で有名な「声明」で美しい旋律をきざんでゆくけど、
禅宗のしかも五山からも外れているようなことろのお経の
誦みかたは、座禅の呼吸でもって、腹の底から一生懸命、
ただの地声でもって誦むだけものものなんだな。
かえってそんなのはあんまり無いのかも、しれん。