2008-10-29 素っ気ない、けど、菊。 京都花便り 倉庫の角のところに植わっている、ただの白い菊。 なんのヘンテツも特徴も取り柄もないような奴で どうしようもないようなものなんだが。 それでも毎年春に芽を伸ばし始めてから、 毎日見るともなく、見、秋になって花が開くのを 心待ちにしている。決して、口に出しては言わない。 背丈ほどに伸びた菊を一枝切って、部屋に届けようか、 でも、それもやめとく。 なんとなく、ナ。